会社員からフリーランスになってみて、当初想像していたものと違うと感じたことがありました。自分の情報収集量が足りなかったと言えばそれまでなのですが。
結論から言うと「思っていたほど自由ではない」ということです。
これは僕の仕事の取り方、働き方に起因している部分が多いと思います。
特に僕のようにエージェント経由で業務委託で仕事をしているエンジニアが抱きやすい「思っていたのと違う」内容だと思いますので参考になれば幸いです。
勤務時間・勤務場所が選べない
フリーランスというと、好きな時に、好きな場所で仕事ができるイメージを持ちます。
しかし、業務委託で仕事をしている場合、ほとんどのケースで勤務時間、勤務場所はクライアントが指定したものに固定されます。
コロナ禍を経てリモート勤務を許容するクライアントは増えましたが、それより前はクライアント企業に出社して仕事をするのがスタンダードでした。
なので、雇用が不安定になっただけで、結局働き方は会社員と変わらないと思ってしまいました。
業務委託の場合、基本的には準委任契約になります。なので、クライアントが勤務場所、勤務時間を拘束することは原則できないのですが、暗黙の了解でエンジニア側が従うのが当たり前になっています。これは偽装請負と見なされる可能性があり、クライアント側にはリスクとなるのですが、なかなか減らないのが現状です。
リーダー業務を任されることがある
僕が会社員を辞めてフリーランスになった理由の1つがリーダーをやりたくないからというものでした。
リーダーなどの責任者的な立場の業務は社員が行うというのが普通だと思っていたからです。
社員と違っていつでも契約を終了できる、いついなくなるか分からないような人に責任者的な立場を任せるのは組織としてもリスクですし、作業が属人化する可能性もあります。場合によってはセキュリティー的に問題が発生するリスクもあります。
だからフリーになればリーダー業務はやらなくて良くなると思っていました。
しかし、実際は案件によってはリーダー業務を任されることがあります。
募集の段階でPMを募集している案件もあったりして驚いた記憶があります。
作業が僕に属人化してしまったこともありました。
なので、面談でどのような役割での仕事をお願いされるのか、どのような働きを自分に期待しているのかをしっかりと確認することをおすすめします。
好きな時に休めない
勤務時間・勤務場所が選べないのと同じで、業務委託で働いていると自分が休みたい時に休めないことがあります。
状況にもよりますが、タイトなスケジュールの仕事をしていると、休みたくても休めません。
ただ、契約が終了したタイミングでしばらく休みを取って、また新たな案件に参画するという働き方を選ぶことはできますし、実際にそうしている人もいるので、そういう意味では会社員よりも長期休暇を取得する工夫の余地はあると思います。
ただ、契約を終了してしばらくお休みするとなると、休んでいる間は収入がなくなるので要注意です。株式の配当収入やその他自分の事業による不労所得などがない場合は無収入になってしまうので、ある程度資金に余裕を持たせておく必要はあります。
また、案件によって休みやすい職場と休み難い職場があるので、そこは面談の中で見極めて行く必要があります。
大抵、年末年始はどこの企業も休みが決まっていますが、夏季休暇は会社全体で休むところもあれば各々が調整して好きな時に休むところもあります。
後者の場合、「仕事が趣味」のようなメンバーが集まっている環境だと非常に休みが取りにくいです。実際、進捗に影響がないタイミングで3日間の休みを取得しようとしただけで、色々と言われた経験があります。全くリフレッシュできませんでした。。。
交通費が自腹
会社員でSESで仕事をしていた時は、ほぼ客先常駐だったので、客先に出社して仕事をしていました。その客先に出社する時に発生する交通費は自社に申請して給料と一緒に支給されていました。
なので、交通費は会社持ちでした。
そのため、交通費は別途クライアントから支給されるものだと思っていました。
しかし、エージェント経由で業務委託で仕事をする場合、発生する交通費は支給されません。契約単価に交通費も含まれていることになります。
なので、常駐先が家から遠くなるほど交通費が増えるので手取りが減ります。リモート勤務可能な日数が多くなるほど手取りは増えます。
エージェント経由せずに直接契約の場合は、企業によっては交通費を別途支給してくれますが、エージェント経由の場合は交通費は単価に含まれており、別途支給はないと考えた方が良いです。
僕は経験ないですが、出張がある場合の交通費や宿泊代は別途支給されることが多いみたいです。
確定申告はそこまで大変じゃない
フリーランスは会社員のように年末調整をやってもらえないため、自分で確定申告をして税金を納める必要があります。
間違った内容で申告してしまうと、脱税になってしまったり、税金を払いすぎてしまうことになるため、本当に気が重たかったです。
何か会計ソフトを導入しないと絶対に無理だし、時間もかかると思い、知り合いに進められた
マネーフォワード クラウド確定申告を使用することにしました。
銀行口座やクレジットカードと連携できて、自動的に仕訳を作成してくれるので、とても楽でした。
肝心の確定申告書も手順に沿って金額や必要な情報を入力して行けばよいので、「思っていたより全然楽じゃん」と感じた記憶があります。
昔は作成した申告書を印刷して税務署に持って行っていたのですが、今はe-taxを使えば自宅のPCやスマホから申告書を提出して完了となるので、とても楽になっています。
会計ソフトも年々進化していて、最初に使い始めた頃よりも明らかに使いやすくなっているなと実感しています。
正直言うと、ある程度簿記の知識があった方が良いと思います。会計ソフトも万能ではないので、誤った仕訳を行ってしまうことがあります。簿記3級程度の知識があれば、仕訳を見直した時に間違いに気付きやすくなります。
また、どのように仕訳をすれば良いか分からない時は、今はGhatGPTなどのAIに聞くこともできます。
本当は税理士さんと契約してチェックしてもらうのが間違いないのですが、安くないお金がかかるので、個人でやっている場合はそこまで複雑な仕訳が発生することはないので、自分に合う会計ソフトを導入すれば、思っている以上に簡単に確定申告はできます。

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