僕が案件探しにおいて、最も優先することは自分の能力がしっかりと発揮できる環境であることです。
僕が能力を発揮できる環境は以下のような環境になります
- 稼働が安定している(残業が少なく、休日出勤は基本的にない)
- ハラスメントがない
- 詰め文化がない(厳しく、執拗に問い詰められるのは苦手)
- 各メンバーの役割が明確になっている
- リーダーではなくメンバーポジション
プロフィールにも書いてますが、僕はエンジニアになってずっとSESで仕事をしてきました。最初から上記のような基準で案件を選んでいたわけではありません。
当初優先していたこと
20代の頃は、とにかくスキルアップをしたかったので、自分が身につけたいスキルが身に付けられるかを最優先にしていました。
テクニカルスキル面では、WEB系が主流になりつつあったので、WEB系のスキルが身に付けられる案件に参画したいと、当時在籍していた会社の営業に希望を伝えていました。
また、リーダー的な立場で仕事をしたい意欲も高かったです
このようなモチベーションがあったので、希望が叶うのであれば多少の残業や休日出勤は許容できていました。ハラスメントは嫌でしたが。当時はまだ若かったので体力もあったのだと思います。
考え方が変わった出来事
考え方が変わったきっかけは、とある炎上案件に参画したことでした。
2011年11月〜2012年1月まで携わっていました。当時33歳でした。
このたった3ヶ月の案件で経験したことをきっかけに、僕の考え方は大きく変わり、今の消耗しないことを優先する考え方になりました。
どんな案件だったのか?
勤務場所は自宅から片道1時間半かかる遠方でした。
プロジェクトは大炎上していました。毎日終電間際までの残業は当たり前。
チームメンバーは20名ほどいましたが、炎上してスケジュールに余裕がなかったこともあり、ピリピリとした雰囲気で、みんなイライラしていました。責任の押し付け合いのようなことも発生していました。
このような状況でしたので、人間関係も非常に悪かったです。こんなにも一緒に仕事したくないと思う人達ばかりの案件は後にも先にもこの案件だけです。それくらい酷かったです。
体調に異変が出始める
仕事は超多忙。人間関係も最悪。かなりストレスがかかっていました。
そんな状態で仕事をしていたら、参画1ヶ月後くらいから体調に異変が出始めました。
まずは酷い寝汗。夜中に目が覚めると、パジャマを着替えないと気持ち悪ほどの寝汗を毎日かくようになりました。生まれて始めてのことだったので、かなり驚いたのを覚えています。
その後、全身に湿疹が出始めました。かゆみがかなり強く、そのせいで十分な睡眠がとれなくなりました。僕は元々アトピー持ちだったこともあり、湿疹に効く市販薬は数種類持っていたのですが、全く効き目がありませんでした。
この頃から、妻からも「最近表情も暗いよ。大丈夫?」と心配されるようになっていました。
離任決定とその後
このような状況だったので、会社の営業に相談して契約を延長せずに終了させてもらうことになりました。会社としては継続させたかったようで、少し揉めましたが、なんとか受け入れてもらえました。
余談ですが、この離任に会社は相当腹を立てていたようなので、この時点で僕のこの会社での昇進の可能性はなくなっていたと思われます。
離任後は自分に合う案件に参画できたので、仕事のストレスはほぼなくなりました。
そのおかげか、寝汗は一切なくなりました。
湿疹は市販の薬では全く効果がなかったので、皮膚科に行きました。そこで処方された薬を使うことで8割くらいの湿疹はなくなりました。
しかし、残り2割がかなりしつこく、結局完治するまでに5年かかりました。
今思うと、適応障害の1種だったと思われます。
スキルよりも心身の健康を優先するようになる
上記の経験からスキルよりも、健康を優先するようになりました。
そのため、ストレスが少ない、自分に合った環境を選ぶことを最優先する考え方に変わりました。
上記の炎上案件を離任した後は、某大手銀行の案件に参画したのですが、こちらは自分に非常に合った環境で、とても良い人達と一緒に仕事をすることができました。そのため、他の案件に異動するのが怖くなり、結局この案件には6年携わりました。
その後フリーランスとなり、今に至るわけですが、案件探しの際の優先順位は変わっていません。
むしろ、フリーランスになったことで、より健康を第一に考えるようになりました。フリーランスの場合、体調を崩して働けなくなってしまうと収入がゼロになってしまうので。
また、会社員からフリーランスになったのも、自分に合わない環境に入ってしまった場合に、体調を崩す前に離任しやすくするためでもありました。要するに逃げやすくしたということですね。
自分の身は自分で守る
逃げやすくするためにフリーランスになったと言ったら、良い印象を持つ人は少ないと思います。魅力的な人間には見られないでしょう。
でも、1度体調を崩したり、本気で自分で命を断つことを考えるような辛い経験をすると、2度とそのような経験はしたくないという気持ちが強くなります。誰だってそんな経験したくないですよね。
仕事で体調を崩しても誰も責任はとってくれません。だから自分の身は自分で守るしかないのです。
そこで僕が自分を守るために行き着いたのが、とにかく自分に合わない環境には入らない。もし入ってしまったらすぐに逃げられるようにすることでした。
どんなに沢山のお金がもらえても、どんなに高いスキルが身につけられても、健康でなければ何もできなくなります。
僕は実際に体調を崩しましたが、幸い命にかかわるようなものではなかったこと、休職が必要だったり復帰が困難になるような重症ではなかったのは運が良かったと思います。
年齢を重ねて若い頃よりも体調を崩しやすくなり、回復も遅くなっていることを実感しています。次また同じように体調を崩したら、重症化する懸念があります。
もう次はないと心得て、今後も健康第一で仕事に取り組んで行きます。

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