正直に言うと、僕はIT関連の知識に興味がありません。プログラミングも好きではないです。生まれ変わっても今の仕事をしたいかと聞かれれば、答えはNOです。
最初は好きでした。本当に仕事が楽しいと思っていました。スキルアップしたくて自然と学習をしていました。しかし、経験を重ねて結果や責任を求められるようになるにつれて、好きではなくなって行った感じです。
それでも学習を続ける理由を書いて行きます。
なぜ40代後半になっても学習を続けているのか
エンジニアとして20年以上働いてきましたが、「もう勉強しなくても大丈夫」と思ったことは一度もありません。
むしろ「学習し続けなければならない」という義務感があります。
本当に好きでやっている人は趣味の延長のような感じで自然と学習しているのでしょうが、僕にとっては楽しいことではないです。きっと向いていないのでしょう。
それでも学習を続ける理由は1つです。収入がなくなる状態を防ぐためです。
他に収入源があり、そちらの収入で十分に生活していけるのであれば、IT関連の学習はしないと思います。そもそもエンジニアの仕事を辞めると思います。
しかし、現状はそうではありません。エンジニアの仕事ができなくなると生活していけないので、生き残る必要があります。
技術は短期間で変化し続けています。この変化が止まることはないでしょう。今自分が持っているスキルのままでこの先安定して仕事ができるとは到底思えないです。
フリーランスエンジニアはプロ野球選手と同じ個人事業主です。プロ野球選手と同じで、戦力だと認めてもらえられば契約が継続されますが、戦力外だと判断されれば契約終了となります。
プロ野球選手は野球がもっと上手くなり、試合で結果を残すために野球の練習をします。エンジニアの場合はこの練習が学習に相当するものだと考えています。プロとして仕事をする以上は練習(学習)を続けることが欠かせないものだと考え、学び続けています。
私が現在学習していること
何でも手当たり次第勉強するのではなく、仕事につながるものを優先しています。現状だと以下になります。
- AWSの学習
- Claude Codeの活用
AWS
仕事につながるものと書きましたが、現在の案件では僕のような業務委託メンバーは、セキュリティーの観点でAWSに触れることができません。なので、アカウントも発行されていません。
今の案件はフロントエンド、バックエンド、インフラと明確に役割が分かれており、各メンバーが得意分野で仕事をしています。適材適所で人員を配置しているので、理想的なチーム編成と言えます。
しかし、このような環境は少ないです。バックエンドだけ、フロントエンドだけと特化するケースは少なく、全てにおいて平均以上のスキルを求めている案件が多いのが現状です。いわゆるフルスタックというやつです。
いつまでも今の案件にいられる保証はなく、現在のAWSに触れられない状態には非常に危機感があります。なので、少しでも知識を身に着けられるようにAWSの学習をしています。
やり方としては、AWSソリューションアーキテクトの資格のカリキュラムを使って学習しています。座学ではなく、実際にハンズオンで手を動かしたいので、以下のUdemy教材を使用しています。
これだけでOK! AWS 認定ソリューションアーキテクト – アソシエイト試験突破講座
AWSの主要なサービスは一通りこちらの教材で触れることができます。ソリューションアーキテクトの出題範囲がそうだからなんですけどね。基本的なことは十分学べると思います。
Claude Code
最近はAIを使って開発するのが当たり前になりつつあり、コードはAIに書いてもらうことが多くなりました。
AIにも色々と種類があるのですが、今の案件ではClaude Codeの使用のみ許可されていることもあり、Claude Codeを使用しています。
このClaude Code、本当に優秀です。コーディングにおける生産性が格段にUPしました。それと同時に、コードを書く仕事はAIメインになって行くなという危機感もあります。
Claude Codeはプロンプトで指示を出すだけでなく、コード生成におけるルールやよく使う指示を予め設定しておいたりすることができます。また、使用するトークンをなるべく減らすコツもあったりして、結構覚えることが多いです。
Claude Codeの使い方だけで1冊の本が数種類あったり、Udemyの講座があったりもするので、それだけ多機能で効率的に使いこなすにはそれなりの知識が必要です。
僕はUdemyの講座で学習していますが、その内容については以下の記事にまとめていますので、ご興味があれば参考にしてみてください。
Claude Codeを学べるUdemy講座おすすめ【現役エンジニアが厳選】
学習を続けるときに意識していること
実務に役立つことを優先する
20代の頃は、興味あることを好奇心のままに学習することが多かったです。「この先使うかもしれないから」という理由で学習したものもあります。
しかし、SESという働き方を続けるにつれて、このような勉強のやり方は非効率だと感じるようになりました。学習したものの、その後その知識を活かせる機会に恵まれなかったことが多かったからです。
なので、現在実務で使用しているもの、今後実務で使うことになりそうなものに絞って学習するようにしています。現在の僕の場合、上記のAWSとClaude Codeがそれに当たります。
完璧を目指さない
学習しているスキルについて完璧に精通している状態は目指さないようにしています。
よく完璧主義者は自分の首を絞めて苦しくなるだけと言われますが、まさにその通りだと思います。それに完璧な状態になるというのは不可能に近いのではとも思います。1つのスキルだけでも深堀りしようと思えばいくらでも深堀りできるのでキリがないです。
であれば、60〜70点程度を目指して、そこまで到達したら別のスキル習得に時間を使った方が効率的です。
毎日少しでも続ける
僕のようにITに興味がない人にとって学習は苦痛です。自分が好きなYoutubeを見ていた方が楽しいです。
それでも、どんなに面倒だと思っても最低でも毎日30分はやろうと決めています。たった30分でも毎日継続していれば結構な時間になります。
あるオリンピックの金メダリストの選手が言っていたのですが、毎日の練習は好きではないそうです。いつも「今日は面倒だから練習サボりたいな」と思うそうです。でも「面倒だと思う時こそ練習したら最強なんじゃない?」と自分を奮い立たせて毎日練習をしていると言っていました。
自分にも当てはまるなと思い、とても印象に残っている言葉です。なので、どんなにやる気がない時でも短時間でもいいから毎日学習するようにしています。
学習は将来への備えだと考えている
学習しても、それをすぐに使いこなせるようにはなりません。また、その知識が役に立ってすぐに収入が増える可能性も低いです。
それでも続けているのは、「将来の選択肢を減らさないため」です。
「これしかできない」「これまで使っていたスキルが陳腐化して需要がなくなった」となった場合、選択肢がどんどんと減っていきます。
その状態を防ぐことは、以下の3つに繋がります。
- 案件終了への備え・・・すぐに次の案件が見つかるように自分を磨いておく
- 新しい案件への対応・・・新しい環境にすぐに適応できるように準備しておく
- 将来の不安を少しでも減らす・・・できないことが多すぎると不安が大きくなります
学習を含め、案件終了への備えについては以下の記事で詳しく書いていますので、ご興味があれば読んでみてください。
40代後半フリーランスエンジニアが案件終了に備えてやっていること
まとめ
- どれだけ経験を重ねても学習は必要
- 仕事につながる学習を優先している
- 将来の選択肢を広げるために続けている
僕が学習を続ける主な理由と意識していることです。
SNSを見ると「学習しなければならないと思った時点でこの業界に来るべきではない。息をするように自然とプログラミングをしてしまうような人が来るべき」と言う人がいます。
確かにそうなのかもしれません。本当はやりたくないけどやらなければならないと思っている人が、好きだから自然とやってしまう人には勝てません。この時点で戦うフィールドを間違えているとも思います。
でも何もしなければどんどん選択肢がなくなって行きます。
それに、僕のように最初は好きだったけど、途中から嫌いになってしまう人もいるのです。
だから、どのような状況になっても学習を続ける習慣は身に付けておきたいと思っています。

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