僕はエンジニア未経験者はSES企業に入社することは避けた方が良いと考えています。いきなりフリーランスになるのはもっとおすすめしません。
※SESとは?
システムエンジニアリングサービスの略で、自社の社員や、契約しているフリーランスなどのエンジニアを契約先の企業に常駐させて労働力を提供するサービスです。常駐先の企業で仕事をすることになります。
僕の経験から、なぜ避けたほうが良いのかをご説明します。
尚、以下は全ての会社に当てはまるものではないです。あくまで、自分が見てきた企業のケースであり、その傾向が強いという前提で参考にしてもらえると幸いです。
研修が充実していない
SES企業は客先にエンジニアを常駐させ、その提供した労働力に対して対価を得ています。派遣と同じような構造です。
なので、社員が客先ではなく、自社で仕事をしている期間というのは、売上はないけどその人には給料を支払う必要があるので赤字になります。
このような状況を長引かせたくないため、会社としてはなるべく早く社員を客先に常駐させたいというのが本音です。
そのため、あまり時間をかけて充実した研修を行っていると負担が増える一方なので、短期間のちょっとした研修、又は全く研修せずに客先に常駐させてしまうというケースがあります。
資金に余裕がある会社の場合は充実した研修を行っていることもあるようですが、そのような会社は少ない印象です。
なので、充実した研修を受けたい、しっかりと教育して欲しい場合はSES企業への就職は避けることをおすすめします。
上司や先輩からの指導を受けられない可能性がある
入社して、研修を受けて、その後は実際に客先に常駐して仕事をすることになります。
本来であれば、既にその客先に常駐している自分と同じ会社の上司か、先輩の下でOJTを受けながら仕事をすることになります。
これが理想ではあるのですが、そうならないパターンがあるので要注意です。
要するに、いきなり自分と同じ会社の人が誰もいない企業に一人で常駐させられることがあるということです。
こうなると、実務を通して上司や先輩からの指導が受けられないという状態になります。
客先の責任者や他の会社の人が教育係を担ってくれる案件もありますが、やはり他社の人になるので丁寧な指導は受けられないことが多いです。
新人の時の上司や先輩からの指導は本当に大事です。この機会に恵まれないのは将来においても悪い影響を及ぼす可能性があるので、要注意です。
スキルが身につかない案件に参画させられる可能性がある
上記で説明した通り、SES企業としては、費用負担を減らし収入を増やすため、なるべく早く社員を客先に常駐させたいというのが本音です。
しかし、エンジニアを受け入れるクライアント企業は、即戦力となるエンジニアを求めていることが多いです。そうでない場合は、誰でもできるようなスキルが身につかない雑用的な仕事がほとんどだと思います。
いくら研修を受けていたとしても、新人エンジニアは即戦力とは見なされず、実際に即戦力として仕事をするのは難しいでしょう。
そうなると、新人でも受け入れてくれる企業に常駐することになるか、既に上司や先輩が常駐している企業に常駐する可能性が極めて高いです。
会社としては、売上のために本人の希望よりも、入れるところに入ってもらうことを優先します。営利企業である以上、売上がなければ会社は倒産してしまうので仕方がないことです。
但し、エンジニアとしては自分がやりたいことができない不本意な仕事をすることになる可能性があります。
最悪の場合は、全くスキルが身につかない状態で経験年数だけが積み重なり、需要がないエンジニアになってしまう危険性があります。
SESというのは、未経験者には非常に厳しい仕組みと言えます。
可能であれば最初は自社開発している企業に就職したい
SESの仕組みはご理解頂けたと思います。
未経験者とは非常に相性が悪い仕組みなのです。
なので、可能であれば自社の製品を開発している企業で、客先常駐せずに自社内で仕事ができる会社に就職することをおすすめします。
このような会社であれば、研修が充実していたり、上司や先輩からの指導を受けられる可能性が高いため、順調にステップアップして行けます。
SES企業であっても様々なので、良い会社があるのも事実ですが、確率的には最初は自社で開発できる企業に就職するのがベストだと考えます。

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